お陰様で家族の病状も快方に向かったので、バスを使い仙台から盛岡経由で現地に入りました。写真のように細浦地区は壊滅状態でした。昨年の「桜情報」としてアップした駅舎も流されてしまいました。当医院も外観は保っていますが内部はひどいものでした。
そのなかで職員やその家族に手伝ってもらい、紙カルテを可能な限り回収し安全な場所に移動しました。使い物にはなりませんが法律上の保存義務、守秘義務があるための行動です。
最近のカルテについては電子カルテです。泥の中から本体ハードディスクおよびバックアップを回収し業者とともに仙台に持ち帰りました。データが復旧できるかどうかは分かりませんが最大限の努力はします。
避難所の長源寺をたずねました。食料や水は足りているのですがライフラインの復旧はこれからのようです。薬が足りないとのことで、近隣の調剤薬局と協力し、少量ですが届けることは出来ました。